お米本来の風味を損ねないために、手間暇は惜しまない精米職人
この写真は循環型摩擦式精米機で玄米を白米に精米してます。4〜5回かけてユックリと熱が上がったり米が割れたりしないよう精米してます。米の表面に細かい傷がつき浸水よく粘りがあり白米になります。
循環型摩擦式精米機から乾式無洗米機に出来上がった白米を移動してます。移動には乗降機と呼ばれるエレベーターで持ち上げ次の機械に落下させます。
無洗米への安全でおいしさへのこだわり
この右上にあるのが乾式無洗米機のカピカです。髭反りのように白米の筋の間に残る糠(ぬか)を取り除きます。手前が比重選別機で白米より重い異物を取り除きます。
出来上がった乾式無洗米です。白米にさらに磨きをかけた感じで水加減は普通の白米と同じ。米研ぎ不要で1回か2回すすいでください。水には1時間は浸けてから炊飯すると美味しいです。
異物や小石や着色米などを徹底的に取り除く。
この機械は色彩選別機カラーマスターです。着色粒を2台のカメラで環視しエアガンではじき出します。
乾式無洗米を計量する機械です。重さをセットしてボタンを押せば自動的に計量します。
精米工場の全景です。精米中は米の糠や微粉が飛ぶのでマスクをしてます。年間18度前後で温度管理してます。上に暗く写ってるのがシフターと言い三種類の網で米粒より大きいものや小さい米粒を選別してます。小さい米粒が入ると舌触りの食感が落ちます。
低温倉庫の入り口です。中にだいたい200俵。30キロの紙袋で400袋入ります。
低温倉庫の冷房機です。年間だいたい8度前後で温度管理してます。